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山下公園でポールウォーキング - 2020.8.2(日)

by staff on 2020/7/8, 水曜日

 

山下公園で一緒にポールウォーキングをしてみませんか

山下公園で「ポールウォーキング」を定期的に開催しています。

季節の風をあびて、みなとヨコハマの街並みをみながら
一緒にポールウォーキング楽しみましょう。

ポールウォーキングは、初めての方でもすぐできます。
ホールを使って歩くので全身運動になります。年齢に関係なくどなたでも気軽に始められます。
ポールも貸し出しますので、手ぶらでご参加いただけます。

山下公園内をウォーキング

開催概要

タイトル ポールウォーキング
日 時 2020年8月2日(日) 16時~
場 所 横浜山下公園 噴水前集合
参加費 1,000円(ポール持参の方)
※ポールをお持ちでない方には有料で貸出しをいたします。(初回 1,000円)
講 師 日本ポールウォーキング協会認定講師の大木美恵子先生(美容家)
大木美恵子先生のインタビュー記事はこちらをご覧ください。
準備するもの 特にありません。飲み物持参で歩きやすい格好でいらしてください。
お申込み 参加のお申込みは専用フォームからお願いします
https://www.supportyou.jp/yokohama-now/form/11/

 

6月のポールウォーキングに参加した嘉門みどりさんのレポートです。

嘉門みどりさん

6月7日は、毎月、第一日曜日に参加しているポールウォーキングの日でした。午後4時に山下公園に集合して、美容家の大木先生に教えていただきながら、横浜の街をウォーキングします。私は、今年に入ってから、参加させていただいているのですが、毎月、すこしずつ日が伸びていくのを感じます。この日は、腕や首筋が日に焼けてしまうのが気になるほどの強い日差しの中、中華街から山下公園へと向かう道すがら街を行きかう人たちを眺めると、見慣れた景色だったはずなのに、懐かしいような気分になります。

集合場所となる山下公園は日本で最初に作られた臨海公園です。入り口に立つと眼前に海が見渡せ、その海を背景に、「水の守護神像」を囲むように噴水が上がり、その周囲にぐるりとある花壇にはピンクや白、紫の花が咲いています。噴水の両脇に設けられたパーゴラにはピンクや白のつるバラが絡まりながら、その中に設けられた白いベンチに休む人に心地よい日陰を投げかけ、パーゴラの向こう側の芝生には、持参したカラフルな小型のテントを張って過ごす人たち、凧上げをしたり、ボールを追いかけたりして走る子供たち、また「未来のバラ園」と名付けられたフランス式の庭園も6月1日から開放され、残念ながら庭園内のベンチには「使用禁止」と書かれた黄色いテープが張ってあるものの、園内には花の去り際、シーズンに間に合った色とりどりのバラの写真を撮りながら、散策する人たちがいました。海沿いの遊歩道を歩く人たち、海の側からは観光クルーズ船「シーバス」の出航のアナウンスが聞こえ、梅雨の前のひとときを過ごす、はじけるような雰囲気が溢れています。

未来のバラ園

時間になり、いつもの集合場所の噴水前で落ち合います。この日は初参加の方と、久しぶりの方と全員で5名です。まず、おまつり広場の方に移動し、先生の説明を聞いた後に、ポールを使って丁寧にストレッチをします。普段のオフィスワークで凝り固まった首や肩がほぐれていき、初参加の方が「気持ちが良い!」と隣で何度も言うのが聞こえてきて、こちらの心も体もほぐれていくようでした。どうしても、屋内で座った姿勢で過ごすことが多く、移動時も階段よりはエスカレーターを使ったりして、省エネモードで生活していると、こうして青空の下で体を動かす機会などはなかなかなく、一人では見ているだけで終わってしまうだろうと思うと、皆さんと一緒に運動ができるのは、とてもありがたいことです。

ポールを使って準備体操

さらに軽くスクワットをした後に、前回からの歩き方のおさらいです。ポールと一緒に歩くという基本を、体が忘れてしまっているようで、はじめはぎこちなく足を運んでしまいましたが、だんだんとリズムがでてきました。
実は私はスポーツが苦手なのですが、ポールウォーキングは気軽に始めることができます。そして今日もそうですが、ここで新しい出会いがあって、自分の知らないことがたくさんあることを改めて感じることができます。ポールウォーキングにしても、2006年に長野県から始まったと先生のお話の中にありましたが、それから14年経った今、ようやく私も縁あって始めたところなのですが、いつになっても遅いということはなく、思い立ったら、やってみればよいということなのかもしれません。
おしゃべりをしながらの楽しい体操も終わり、先生に教えていただきながら、ポールを使って歩く練習を始めます。ポールは軽く、カラフルでスマートです。グリップはしっかりとした作りで、グリップに付属したマジックテープを左右の手の甲の上で留めるようになっていて、握りしめなくても手にまるで鳥の足のようにすらっとしたポールが装着でき、そうすると、さあこれから始まるのだと気合いが入ります。右、左、右、左と足を運んでいきます。つい足元に視線を落としてしまいがちになるのですが、意識して顔を上げて、まっすぐ前に目を向けます。
ポールウォーキングは、ポールを突きながらリズミカルに歩くことで、ふだん気づかない背中のゆがみなどの体の癖が、ポールの補助によって、だんだんとまっすぐに体を伸ばして歩けるようになっていき、有酸素運動にもなるので、健康な体つくりに役立つということです。

ウォーキングの練習も終わり、この日は先生の提案で「石のステージ」を抜けて「水の階段」を上ります。ポールを使って階段を上る様子を後ろから見ていた先生から、「ポールは少し前の方へ二本一緒に突いて、上っていくと楽ですよ」とアドバイスをいただき、突いたポールを追いかけるように足を運んでいくようにすると、階段が苦手な私もスムーズに上がっていくことができました。
頭上に大きな木の枝が伸びて心地よい緑の下を通ります。この「世界の広場」と名付けられた場所に植えられた大木は、マテバシイ、スダジィ、クスノキなど日本の在来種の他に、六大陸にちなんだ樹木(アメリカハナミズキ、西洋シャクナゲ、ユーカリノキなど)が植えられているということで、歩いていると、どこの国の雰囲気か特定できない不思議な異国情緒を感じます。地面を覆う美しいタイルの模様や美しい花を見ながら円形や四角のゲートをくぐりぬけていきます。マリンタワーが私たちを見守ってくれているように、向こうに頭を覗かせています。

水の階段

その後、「大さん橋から象の鼻防波堤に行ってみましょう」と先生のお声で、まずは大さん橋に向かいました。10分ほどで到着です。汗ばんだ体に潮風が心地よく感じます。ここは国際客船ターミナルの屋上デッキで、通称”クジラの背中”と呼ばれています。まるで海に浮かぶ雄大なクジラのようなイメージの大きな広場であるということから、今の愛称がつきました。横浜港の海を見渡すことができます。振り返ると横浜三塔がよく見えます。横浜三塔とは、神奈川県庁(通称”キングの塔”)横浜税関(通称”クイーンの塔”)、横浜市開港記念会館(通称”ジャックの塔”)を指します。

大さん橋をウォーキング

海を見ながら、象の鼻防波堤に向かいます。この”象の鼻”は開港直後にできた船だまりで、一番古い港のなごりの一つです。象の鼻では大さん橋ができるまで、大型船が接岸できる波止場がなく、沖に停泊していた船の荷物を小舟に積み替えてこの場所で荷揚げしていたそうです。今は観光船やボートが係留されています。象の鼻の上からは、かつて保税倉庫として使われていた赤レンガ倉庫やランドマークタワーが見えます。保税倉庫というのは、輸入した貨物の通関手続きが終わるまで一時的に保管しておくための倉庫でしたが、現在は観光施設としてたくさんの観光客が訪れる場所になっています。一時、施設内の店舗も営業を自粛し、閑散とした様子になっていましたが、6月に入り、少し戻った様子です。それらを眺めながら”象の鼻テラス”まで歩きました。象の鼻テラスというのは、開港150周年事業として作られた施設で、かつては物流の拠点であったこの場所は、現在は文化観光交流の拠点として、さまざまなイベントや、アートプロジェクトなどが企画され、行われるスペースとなっています。こちらもずっと閉館をしていたのですが、一休みできるカフェとして再開し、機能し始めていました。入り口に並ぶ青い象のかわいいキャラクターマスコットの”ぺリコ”に見送られながら、ふたたび出発地点である山下公園に戻って、この日のウォーキングは終了でした。

新しく参加された方がずっと楽しそうにポールウォーキングをされていたのが印象的で、ご一緒している私も、嬉しくなりました。いつも使っていない筋肉を使って、小一時間ほどの気持ちの良い横浜散歩でした。また次回、参加させていただくのが楽しみです。

みんなでの記念写真

 

 

 

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ヨコハマNOW 動画

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ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
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横浜中華街 市場通りの夕景

 

横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。
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