第1回 こだわりの生産者。保土ヶ谷区西谷の苅部博之さん
プロだから当然です。
はじめまして。
今回からコラムを書かせていただく、株式会社よこはまグリーンピース代表取締役の椿 直樹と申します。西区戸部町で「ど根性ホルモン」という居酒屋を経営しております。
さて、コラムの内容ですが、横浜という大都市の「地産地消」について、「人」にフォーカスして書いていきたいと思います。ここでいう「人」とは、横浜の生産者やメーカー、企業の方々の事です。どうぞ よろしくお願いいたします。
という事でトップバッターとなる一人目は、保土ヶ谷区西谷に在住、ご自身で13代目となる苅部博之氏です。 |
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くレベルだと思います。そのエピソードを後日彼に伺った所、「プロだから当然です。それがFRESCOのブランドだから」という、あまりにもカッコ良い返事が返ってきました。
そんな彼が運営している直売所ですから、オープン前にはたくさんのお客様が並んで開店を待ちわびています。
なぜ直売所以外にも販路を広げ利益を追求しないのかを伺ってみた所、またまたこんな返答がきました。「安易に販路を広げると、ここに並んで下さっているお客様の分の野菜がなくなってしまうし、忙しくなれば質も落ちてしまうかもしれない」。
この様な積み重ねが、お客様や我々プロの料理人から支持される理由ではないかと思います。
先日、彼の息子がいる小学校に特別講師として彼の野菜を使用した料理を作りに行ってきました。その際も彼は、自分の畑、地域、そして我々のような料理人も含めすべての人々はつながっているんだよ、とお話していました。
本当にその通りだと思います。
我々が生活しているすぐ側に畑があり、がんばっている生産者がいる。このような地域は大都市ならではの特徴だと思います。
市民がもっともっと一次産業に理解を示し、それと共存していくという意識を強く持つ事が、横浜の地産地消を理解する上で必要なことだと思います。
(文筆:椿 直樹)
レポーター・プロフィール
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