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BOLIVIA meets YOKOHAMA -ボリビア・コマ基金支援イベント-開催レポート

by staff on 2015/2/10, 火曜日

ボリビア・コマ基金 ファイナルイベント

2015年2月15日(日)に開催される世界コマ大戦2015にボリビアから若きエンジニアを横浜に呼ぼう! という掛け声で始まった「ボリビア・コマ基金」。ボリビアから日本までの渡航費を集める募金活動だ。昨年夏から始まったこの活動を弊ヨコハマNOWでは、当初から幾度となく記事をリリースして広報の役割を担ってきている。そして此の度、この募金活動のファイナルとなるイベント『BOLIVIA meets YOKOHAMA(ボリビア・ミーツ・ヨコハマ)』が、1月31日(土)にさくらWORKS<関内>で行われた。

インタビュー
全日本製造業コマ大戦協会会長で株式会社ミナロ代表取締役の緑川賢司さんにお話を伺いました

ボリビアから届いたメールは、チェ・ゲバラからのメッセージだと思った

なぜ? ボリビアか! ひとつ大きな理由があるんですけど、ボリビアっていう国はね、チェ・ゲバラが亡くなった国なんですね。僕はチェ・ゲバラが大好きで。彼が亡くなったのが1967年、僕が生まれたのも1967年。たまたま。或る時に、ゲバラの生き様を知った時に、キューバ革命を興して、本当はキューバにそのまま留まれば生活に困らずにいい暮らしも出来たでしょうけど、自分の職業は政治家じゃない革命家だ、と言ってキューバを離れる。でいろんな国で革命を興そうとするんですけど、最後たどり着いたボリビアという国で革命を興そうと思った時に志半ばで殺されてしまう。そんな歴史を以前学んでて、、、今回ボリビアの製造業を盛り上げたい、そこでコマ大戦を使いたいというメールを一通もらったんです。そのメールをもらった時に、これはゲバラから来たメールじゃないか、と思っちゃったんです。

ボリビアは今でも南米最貧国で、なかなか海外との交流もできない、でもコマを通じてそれが出来ればボリビアの製造業もこれから活性化するだろし、ボリビアの技術というものが高まって世界の仲間入りも出来るんじゃないか。そういうようなメッセージに聞こえてしまったんで。これはもう、、、ボリビアから最初はコマをやりたいからコマとか土俵を譲ってくれ(売ってくれ)というようなメールだったんですけど、、、こちらからプレゼントします、ボリビアの国旗と日本の国旗を印刷して、横には日本とスペイン語で「ボリビアの諸君! 日本で待ってる」という土俵をプレゼントしたんですね。そしたら、その土俵を使ってボリビアの人たちがコマを回してくれてチャンピオンを決めてくれた。そのチャンピオンがいよいよ決まって、それが今度の2月の世界大戦にやって来る、という段階です。今は、、、

世界コマ大戦2015の次の目標は?

まだ一回目の世界コマ大戦が終わってないんで勝手なこと言えないんですけど、僕の想いは、やはり日本がこれから一番盛り上がるのは2020年のオリンピックだと思うんです。それに併せてコマ大戦も盛り上げていきたいなと。2020年に世界コマ大戦の2回目か3回目ぐらいをセッティングできればいいな、と思ってます。

海外と日本の中小企業との出会いの場を創っていきたい

僕が町工場の経営者で、リストラされた経験があって、今後日本でものづくりを造って存続・発展するためにはどうすればいいか。これを常に日頃考えてて、その中で出てきたのがコマ大戦なんです。でもコマ大戦って言うのは単なる手段にしか過ぎず、目的って言うのは日本の中小町工場が存続・発展することなんです。で、存続・発展させるにはどうするかって言うと、やはりこれからは日本の中小企業自らが、その技術・商品・サービスを必要としてくれる外国の人たちに届けなきゃいけないんです。外国の人たちと直に商売が出来る状況を創っていかなきゃいけないと思うんです。で、世界コマ大戦もそうなんですけど、日本で世界の人たちが来て、とりあえずコマというもので遊びますけど、目的はコマで遊ぶことじゃなく、そこでの交流・出会い、そこでのビジネスに変わっていく、ビジネスが生まれてくということが目的であって、それが第一回目で、世界コマ大戦でやるんですけど。この世界コマ大戦というのをどんどん回を重ねると同時に、コマじゃない方法でも海外と日本の中小企業の出会いの場を創っていきたいと思っています。

*このインタビューをYoutubeにアップしました。ご覧ください。

 

インタビュー
『BOLIVIA meets YOKOHAMA(ボリビア・ミーツ・ヨコハマ)』を企画したNPO法人横浜コミュニティーデザイン・ラボの酒井直子さんにお話を伺いました

ボリビア・ミーツ・ヨコハマとは?

ボリビア・ミーツ・ヨコハマという企画を担当させて戴きました酒井と申します。NPO法人横浜コミュニティーデザイン・ラボで『ヨコハマ経済新聞』のライターと横浜ものづくり企業応援プロジェクト「はまリンク」というサイトの運営をしております。

ボリビア・ミーツ・ヨコハマは、2015年2月15日に大桟橋で開催されますコマ大戦世界大会にボリビアから参加するチームの青年二人の渡航費を集めるという募金活動「ボリビア・コマ基金」の支援イベントとして開催いたしました。

イベントを企画するにあたり心がけたとこを教えてください

ボリビアの青年達を呼ぶということで、ボリビアってどこ? っていうところから判らないという話が、、、私も含めて周りが多かったので、じゃあボリビアの文化を知るようなイベントを組み立てようと思いました。なので、南米の音楽ですとかボリビアの料理ですとか、踊りですとか、そういったことを体験できるようなイベントを開催しようと思って企画しました。

今回、「アミーゴ・デル・トロンポ」というコマの仲間というチーム名を付けて戴いた4人の日本人の演奏家で、ギター、アルパ(ハープ)、ケーナ(縦笛)を演奏して下さる方達と、セノビア・ママニさんという女性の方で、ボリビアのダンスを踊られる先生と生徒さん達6名の方でダンスを披露して戴いて、そしてボリビアの料理を食べてながらボリビアの文化を楽しむっていうようなイベントを開催致しました。

横浜ものづくり企業応援プロジェクト「はまリンク」とは?

今回、コマ大戦というものづくり企業のイベントのご支援させて戴いた、それ(世界コマ大戦)に来る(ボリビアの)青年達の募金活動にご支援させて戴いたというのは、私が横浜ものづくり企業応援プロジェクト「はまリンク」というところで、横浜市内に在るものづくり企業の情報発信をお手伝いしているというところから出会いがありまして、お手伝いさせて戴くことになりました。

「はまリンク」では、ものづくり企業が情報発信をする時に、ホームページは持ってないんだけど何か会社の紹介を載せたいとか、リアルにイベントを開催したいっていった時に私共がイベント開催のお手伝いをするような、そういうお仕事をしております。

これからの酒井さんの活動について一言

ものづくり企業だけでなく、横浜市内で活動されている方達の情報発信のお手伝いであったりとか、イベントを創るお手伝いというのをしていきたいと思っていますので今後とも宜しくお願い致します。何かございましたら是非お問合せください。

横浜ものづくり企業応援プロジェクト「はまリンク」
https://hama-link.net/

*このインタビューをYoutubeにアップしました。ご覧ください。

 

100の写真で語るボリビア・ミーツ・ヨコハマの風景

アミーゴ・デル・トロンポの皆さんの演奏をBGMに、100の写真で作ったフォト動画です。

 

ボリビアフォルクローレダンス 南米ボリビア人ダンサー セノビア・ママニさん達のダンスパフォーマンス

 

ヨコハマNOW編集長 辰巳隆昭

 

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ヨコハマNOW 動画

新横浜公園ランニングパークの紹介動画

 

ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
(動画をみる)

横浜中華街 市場通りの夕景

 

横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。
(動画をみる)

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