ゆるマナー講座(第35回) 知恵者に学ぶ「敬老の日」によせて
マナーアドバイザー/フレアLLP 柳田 圭恵子
もうすぐ「敬老の日」ですね。こんな歌を見つけました。
「きっと ありがとう」
おじいちゃん おばあちゃん
いつも優しくしてくれて
とてもうれしい ありがとう
じいちゃん ばあちゃんが いてくれるから
僕たち 私たち スクスク 大きくなれるんだ
この大切なこころ 今日から明日へとつなげるよ
長生きしてね 見守っていてね きっとだよ
(「敬老の日発祥のまち」 兵庫県多可町のオリジナルソング1番より転用)
兵庫県多可町は「敬老の日発祥のまち」ということで、こんな優しくて素直な心が伝わる歌があります。YOU TUBEに流れる子どもたちの澄んだ歌声を聴くと心が洗われるようです。
今は「敬老の日」は、ハッピーマンデーの実施により9月の第3月曜日に制定され、今年は9月17日です。おじいちゃんやおばあちゃんにお手紙や、かわいいプレゼントを渡している微笑ましい光景が目に浮かびます。誰かを大事にしている姿は誰が見ても温かい気持ちになりますね。
© Frear LLP
「敬老の日」は、元々1947年の戦後の混乱期に、当時の旧多可町の村長が村の祝日「としよりの日」を設け、長い間社会に貢献されてきたお年寄りに敬意を表すとともに、知識や人生経験を伝授してもらう場として、村主催の「敬老会」を行ったのが、兵庫県、全国へと広がり国民の祝日となったようです。(多可町HPより)
年中行事の中には、「こどもの日」「成人の日」「母の日」「父の日」「敬老の日」と子どもの成長を祝う日、父母や祖父母に感謝の気持ちを伝える日と、身近な人を思い、お互いの絆に改めて気づかされる日があります。
身近な人には甘えもあり、優しい言葉を掛けられないこともありますが、こんな日に家族を思う気持ちを伝える機会にするとよいかもしれません。
老いを明るく生きる
日本人の平均寿命が、男性81歳、女性87歳の時代です。私自身、歳を重ねてもまだまだ元気で人生を楽しみたい、世の中の役に立ちたい……と最近特に思うようになりました。
実際に活躍されているご高齢の方や現役で仕事をされている方も多くなりましたね。
長寿のお祝いは数え年61歳の「還暦」からですが、生まれた暦(干支)に還り、また赤ちゃんに戻って新しい人生のスタートです。
毎年発表されるシルバー川柳を読むと高齢の方のユーモアのセンスに思わず笑ってしまいます。老いも笑いに変えて、周りを明るくできるなんて、なんて素敵な歳の取り方でしょう!目じりや額に刻まれた皺も魅力の一つと感じられるお年寄りを目指して参りましょう (*^-^*)
老いても薬自慢、病気自慢の会話が中心にならないように……。
筆者プロフィール
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柳田 圭恵子(やなぎだ けえこ) |
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岡田 承子(おかだ しょうこ) |
本の紹介です |
「ゆるマナー 始めましょ」 |
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ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。 |
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