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おじいちゃんの手作りおやつプロジェクト

by staff on 2014/2/10, 月曜日

 

子どもにやさしい手作りおやつ

只今、保土ヶ谷宿名物会では「おじいちゃんの手作りおやつ」プロジェクトを進めています。

現在の私たちの食の環境は、どうしても体に良いとは言えないものを摂取しがちです。子どもにとってもそれは同様です。味の濃いものほど美味しく、そして体には良くない。それにも関わらず、味覚はそういうものを美味しい物として認識します。そこで、名物会各店の手作りで体にやさしい商品を子どもたちに食べてもらいたい、という想いからこのプロジェクトをスタートしました。先陣を切ったのは「保土ヶ谷宿名代・ごん太鮓」さん。いや、「先陣」というのもおかしな話で、実はこの企画、従来からのごん太鮓さんの想いが形になったようなものなのです。

 

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ごん太鮓さんの一口いなり
ごん太鮓さんの一口いなり

ごん太鮓さんは、私が初めてお会いした約10年ほど前も、「子どもの頃からこういう体に良い物の味をシッカリ覚えてほしい」とおっしゃっていました。そして現在、体にやさしく具沢山、懐かしい味がする自慢のおいなりさんは、お孫さんにも大好評だそうです。

 

おいなりは、おやつになるのか!?

そんな経緯もあっての本プロジェクトですが、「手作りおやつ」というだけに、「子どものおやつ」である必要があります。

従来、中高年層が主な客層であるごん太鮓さんのおいなり・巻き物は、子どものおやつとして成立するのか? そんなことの調査から取り掛かり始めました。

で、最初にご協力をいただいたのは、ご縁があり、今回の件で知人からご紹介いただいた港北区子育て支援拠点「どろっぷ」さん。スタッフの皆さんに、ごん太鮓さんのいなり・太巻きを試食していただき、味の感想をはじめ、「いなり・のり巻を食べるのはどんな時か?」「こどもの好きなのり巻の具は?」から「いなり・のり巻はおやつとして有りか?」など、活発な意見交換をさせていただきました。

 

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どろっぷの皆さんと意見交換会
どろっぷの皆さんと意見交換会

結果はバッチリ!
「自分のこどもの頃も、こういうおやつも食べていた」という賛同の意見から、「子どもが食べやすい一口サイズにしてみては」「味つけを子ども向けに甘くしてみては」というアドバイスもあり、また「子どもがおやつとしては納得するかが分からない」という課題を挙げていただいたりと、貴重な意見をたくさんいただきました。

更には、「美味しい」というのはもちろん、「ごん太鮓さんの人柄が良い」など、嬉しいご意見をたくさんいただきました。

 

ごん太鮓さんの手巻き寿司講座

そして、それから約半年間の試行錯誤を経て、昨年12月、少し切り口を変え、イベントを実施しました。今度は地元、保土ヶ谷区の子育て支援拠点「こっころ」さんのご協力をいただき、こちらで実施している「子育てサポートシステム」という、子どもを自宅で預かるボランティアを行っている会員さん同士の交流会の企画として、ごん太鮓さんに講師になっていただき、「手巻き寿司講座」を開催しました。

ごん太鮓さんに手巻き寿司の作り方をレクチャーしていただきつつ、手巻き寿司や地元の老舗を身近に感じていただくことが狙いです。講座は、ごん太鮓さんのお手本の後、参加者の皆さんに順番に手作り体験をしていただきました。ごん太鮓さんの手さばきが鮮やかなのはもちろんなのですが、参加者の皆さんもとてもお上手でした。

で、(当然ながら)その際にも、手巻き寿司だけでなく「一口いなり」も試食していただきつつ、前回同様に「子どものおやつ」について意見交換をさせていただきました。今回も「おやつとしてあり」という意見が多数。また、「おいしい」「シンプルで素朴な味が良い」「子どもにも食べさせたい」「昔ながらの味が魅力」「店主の人柄が良い」など、ありがたいご意見をたくさんいただきました。

 

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ごん太鮓さんのお手本
ごん太鮓さんのお手本

参加者の方も挑戦
参加者の方も挑戦

 

おじいちゃんの手作りおやつプロジェクト

そんな訳で、「おやつとして有り」という意見をたくさんいただいたところで、今年は改めて、「おじいちゃんの手作りおやつ」プロジェクトを進めていきます!更に今年は、ごん太鮓さんだけではなく、栗山さん、保土ヶ谷せんべいさんにも加勢していただき、盛り上げていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

 

レポーター プロフィール

山田浩和(やまだひろかず/Yamada,Hirokazu)

合資会社 笑う門 代表社員
保土ケ谷宿名物会事務局

1971年8月生まれ。獅子座のO型。保土ケ谷生まれの保土ケ谷育ち。
2003年、合資会社「笑う門」を設立。<オンリーワンの価値創り>のお手伝い。
会社設立時に制作したミニコミ誌がきっかけとなり、保土ケ谷のまちづくりにドハマリ。
現在、歴史や地産地消など、地域資源を活かしたまちづくりに幅広く取り組んでいる。

合資会社 笑う門 http://www.warau-kado.com

各社・各店・各個人が持つ十人十色・百人百色の目に見えない財産(経験・体験・知識・技術・ノウハウ・アイデア等)を活かした販売促進企画・商店街活性・まちづくりを推進しています。

業務内容 :
 ●シンボル制作
  ネーミング / シンボルマーク / ロゴマーク / キャラクター企画・制作
 ●広報(コミュニケーション)媒体制作
  ・簡易版会社案内(A4版三つ折り)制作
  ・ニュースレター(A4版)制作
 その他、フライヤー / ポスター / 小冊子 / 名刺 / のぼり旗 / エコバッグ / ユニフォーム、など

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