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絵本から笑本へ(第30回) 絵本作家がゆく。~金沢区・とことこ~

by staff on 2018/10/10, 水曜日

絵本作家 保科琢音の連載コラム第三期。

横浜市内全18区の「子育て支援拠点」を、
18カ月かけておしゃべりしている。
絵本作家 保科琢音の連載コラム第三期。

今月は6区目の金沢区。
金沢区の地域子育て支援拠点は「とことこ」。

金沢区は横浜市の一番端っこ。
鎌倉市、逗子市、横須賀市にも隣接した区ですね。

鎌倉や横須賀では、過去に何度もイベントをさせて頂いた事があるのですが、
金沢区は今まであまりなく、子育て支援拠点に伺ったのも今回が初。

広場では絵本と紙芝居の読み笑わせイベントを開催させてもらいました。
たくさんの子ども達やお母さん達が、たくさんの笑顔を見せてくれた。
大盛り上がりのイベントで、少し大きな子達が多かったのが印象的でした。

スタッフの方々にお話を聞いてみると、
「きょうだい達も遊びに来てくれる割合が比較的多い」
との事でした。

やっぱり!

子育て広場って、赤ちゃんとお母さん達のたまり場みたいに思われがちだけど。
少し大きな子ども達も遊びに来ていたりするんですよね。

それはやっぱり、赤ちゃんの「きょうだい」って事が多いみたい。

今の時代、外の公園には禁止事項がいっぱい。

昔みたいに自由な公園は、少なくなっていたりもする。

それは、安全確保が理由だったり、近所迷惑が原因だったり。
まぁ結局は管轄している役所が、責任をとれないって事なんだろうけど。

でも公園なのに、飲食も禁止。
しまいには「大声は出さないように」って注意書きがある事を知り、
さすがに笑っちゃった。

公園だろ!

まぁ、そんな公園ばっかりじゃないんだけれど。
でももし、近くに遊びやすい公園がなかったら、
子育て広場へ行ってみたらいい。

赤ちゃんやお母さん達がゆっくり出来る様、

考えられてい所も確かに多いんだけど。
少し大きな子ども達も、楽しく遊べる準備や工夫もたくさんあります。

例えば・・・
上の子はもう歩くし走るし、でもまだ下の子はおっぱいもあげないとだし。
なんて時期には、ちょうど良い場所。

赤ちゃんしかいないお母さん達からしたら、
周りで子ども達が走り回って少し心配。
なんて事もあるかもしれないけれど、それも大丈夫。

子育て支援拠点であれば、必ずといっていい程、
赤ちゃんがゆっくり寝転んでいられるスペースも確保してあるから。

生まれたばかりの赤ちゃんから、
「とことこ」歩き回る子ども達まで、
みんなそろって笑顔でいられる様に、
スタッフの皆さんも笑顔で準備していてくれてます。

そんな金沢区子育て支援拠点「とことこ」へ、
遊びに行ってみてはいかかでしょうか。

『絵本から笑本へ』
また、次回。

神奈川区 保土ヶ谷区 緑区 旭区 西区 金沢区1 金沢区2

<今回訪問した施設のご紹介>

金沢区地域子育て支援拠点 「とことこ」
HP: http://www.tokotoko-kanazawa.jp/

(文・イラスト:保科琢音

筆者紹介

絵本作家。紙芝居作家。
公立図書館に10年勤める。
2013年 絵本「あっかんべー」出版。
絵本や紙芝居の創作だけでなく「読絵ん会」という名の読み笑わせ口演を精力的に行っている。
口演場所は計500ヵ所以上。
2017年 ベトナムホーチミンの幼稚園にて口演。
横浜市神奈川区にて開放している、赤ちゃんとお母さんが集える広場「おかげさま亭」プロデューサー。
 
また、絵書家筆之輔(えかきやふでのすけ)の芸名で落語家としても活動。
神奈川県を中心に落語会や落語イベントを開催。
横浜市内の小学校にて落語の授業を数多く担当。
2017年3月小学生60名が出演した「大黒寄席」プロデュース開催。
父親と子ども達による演芸クラブ「背中の集い」企画代表。
毎月定例の落語会として横浜市保土ヶ谷区の「しばた。寄席」。

ヨコハマNOW取材記事
「僕にとっての横浜は「未来へ笑がおをつなぐ街」。絵本作家の保科琢音さん」
http://yokohama-now.jp/home/?p=13904

『読絵ん会(どくえんかい)』の様子を動画でご覧下さい。

 

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