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地域ぐるみでまちの魅力づくりに挑戦 「権太坂プロジェクト」

by staff on 2011/8/10, 水曜日

 

 今回は、名物会が地域の人たちを巻き込みながら取り組んでいる「権太坂プロジェクト」をご紹介します。

 権太坂といえば、やはり箱根駅伝の2区と9区の難所としての顔が有名です。駅伝ファンの中には、保土ケ谷は知らなくても権太坂なら知っているという方もいるかもしれません。そんな権太坂の知名度を活かして何かおもしろいことができないかと、始まった活動です。

 企画の第一弾として、現在「ごん太じいさん」という地域キャラクター作りを進めています。しかし、なぜ「ごん太じいさん」なのかと、不思議に思われる方も少なくないでしょう。ここで、企画のもとになった言い伝えを簡単に紹介します。
 『昔、この坂を上っていた旅人が近くにいたおじいさんに坂の名前を聞いたところ、自分の名前を聞かれたと思ったおじいさんは「おらぁ、ごん太だ」と答え、旅人はそれが坂の名前だと勘違いした。』
 史実としての根拠はありませんが、地名の由来として紹介されることの多い昔話です。

 プロジェクトの構想が始まったのは昨年の1月。権太坂小学校の先生が地域の歴史に関心をお持ちだったこと、名物会メンバーである桑名

 

地域キャラクター「ごん太じいさん」

屋の近藤さんが出前授業で子供たちに歴史の話を聞かせていたこと、同じくメンバーで、権太坂で営業を続けている鉾立商店の鉾立さんが学校側と親しかったことから、一緒に地域活動ができれば、という話が持ち上がりました。

 その中で浮上したのが、ごん太じいさんのキャラクターを地域の人たちと一緒に作るというアイディアだったのです。話し合いの結果、まずは権太坂小学校の子供たちに協力してもらって、じいさんの好物を決めることになりました。
 そして、7月9日に行われた同校の「権太坂まつり」。毎年恒例の行事ですが、今年は名物会も参加させていただき、「ごん太じいさんの好物投票」を実施しました。準備から当日まで、PTAの方をはじめ学校関係者の皆様にご協力いただいた結果、185枚もの回答が集まりました。名物会では、投票結果をもとにごん太じいさんの好物を商品化する方向で話を進めています。

 

権太坂まつりの光景

 また、7月17日には横浜FCの保土ケ谷区民デーイベントに出店し、名物販売と合わせてじいさんの星座と血液型を募集しました。

 地域が盛り上がり、保土ケ谷に関心を持つ人が増える――そんなプロジェクトを目指して、ごん太じいさんワールドを発展させつつ、新しい企画にも取り組んでいく予定です。

レポーター プロフィール

山田浩和(やまだひろかず/Yamada,Hirokazu)

合資会社 笑う門 代表社員
保土ケ谷宿名物会事務局

1971年8月生まれ。獅子座のO型。保土ケ谷生まれの保土ケ谷育ち。
2003年、合資会社「笑う門」を設立。<オンリーワンの価値創り>のお手伝い。
会社設立時に制作したミニコミ誌がきっかけとなり、保土ケ谷のまちづくりにドハマリ。
現在、歴史や地産地消など、地域資源を活かしたまちづくりに幅広く取り組んでいる。

合資会社 笑う門 http://www.warau-kado.com

各社・各店・各個人が持つ十人十色・百人百色の目に見えない財産(経験・体験・知識・技術・ノウハウ・アイデア等)を活かした販売促進企画・商店街活性・まちづくりを推進しています。

業務内容 :
 ●シンボル制作
  ネーミング / シンボルマーク / ロゴマーク / キャラクター企画・制作
 ●広報(コミュニケーション)媒体制作
  ・簡易版会社案内(A4版三つ折り)制作
  ・ニュースレター(A4版)制作
 その他、フライヤー / ポスター / 小冊子 / 名刺 / のぼり旗 / エコバッグ / ユニフォーム、など

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